シングルマザーになったときに、実家の存在はかなり大きいものです。
特に小さな子供がいたり、専業主婦やパートなど給料が安いという方は、実家にお世話になっているという方が多いと思います。
実際私は産後すぐに別居し、実家でお世話になりました。
離婚の際には親にストレスを与えてしまい申し訳ない、生活を養ってもらいありがたいという思いがありながらも、やはりストレスを感じてしまうことはたくさんありました。
実際に私が産後すぐの別居時から約2年で感じたストレスや、意識してみることをご紹介していきます。
私の場合は、特に育児についてストレスを感じることが多くありました。
今回は1歳の男の子のシングルマザーが語る
・意識したこと・行動
・うまくいかない時は?
についてご紹介していきます。
シングルマザーが実家でストレスに感じたこと
自分の母であっても世代が違うと、育児の考え方や生活のスタイルが違いストレスを感じてしまうことがあります。
実際に母に聞いた時、年でしんどくてそうしてしまうというところもあったので、母の意見も踏まえご紹介していきます。
ちなみに私は20代後半、母は60代前半です。
産後すぐに別居を始め、2年くらい実家でお世話になっている体験談からご紹介します。
育児への考え方
育児をしていると、昔と今とでは考え方が違っていることがいくつかあります。
特に私が気になったことについてご紹介していきます。
お菓子をすぐにあげる
よく孫はかわいいといいますが、すぐにお菓子やジュースをあげるという悩みは多いと思います。
我が家の場合はこんな感じでした。
・10時・3時以外にもお菓子をあげる
・大人のおやつをあげる(塩分・油分が多いもの・消化の負担になるもの)
・水分補給にジュースやスポーツドリンクなどを頻繁に上げる
私の母は孫に甘く、ほしいと指さしたりぐずるとすぐにおやつやジュースをあげます。
母が食べているお菓子を欲しがると、あげていたということもあり、抹茶(カフェイン)や洋酒がほんの少し混ざっていたということもありました。
特に困ったことはわが子が1歳を過ぎたころから、小食になってしまったことです。
お菓子を間にあげるのでお腹が空腹にならず、少し食べただけで椅子を抜け出し遊びだしたり嫌がるようになってしまいました。
また間食の回数が増えると、虫歯のリスクも高くなるので十分注意してください。
母いわく、ぐずられると手に負えなくなり、あげてしまうのだそうです。
また60代になると体力がなく、めんどくさいという理由からもあげていると正直に言いました。(笑)
子供もぐずればもらえると学習してしまったので、母にばかりねだるようになりました。
教育方針の違い
世代が違うと、教育方針が違うということもよくあります。
我が家で一番合わなかったことが、小さいうちから保育園に入れることが可愛そうということです。
また遊びも「それはまだ早い」など口うるさく言われることがあります。
家族の方の性格にもよりますが、一緒に生活をしていると口うるさくいろんなことを言われストレスを感じるという方も多いと思います。
育児の自信
我が家ではそんなことはありませんでしたが、子育てをした自信から「こうしなさい!」と言われるということがあるようです。
例えば「私の時はこう育てた」という場合があると思います。
ただ昔と今とでは、育て方や医学的な考え方も変わってきています。
分かりやすいもので言うと昔は「抱っこしすぎると抱き癖がつく」といいますが、最近では「抱き癖はないからたくさん抱っこしてあげてください」と言われます。
どちらが正しいというのはなかなか難しいと思いますが、子供を育てた経験があると、その育児を押し付けようとする方もいるようです。
抱き癖がつくと言われていましたが今ではむしろ逆で、抱っこしないとサイレントベイビーになってしまうと言われています。
ただずっと抱っこしているのは大変なので、対策をご紹介しています。

衛生面
出産前はそんなに衛生面を気にするほうではなかったのですが、子供が生まれてから意識が変わりました。
自分の両親世代であれば、アルコール消毒をあまりしないという方が多いと思いますが、現在はコロナの影響もあり敏感な方が多いと思います。
私の場合は実家に祖母(80代)も住んでおり、対人潔癖症のようになってしまいました。
というのも汚い手で、指しゃぶりをする赤ちゃんの手を触ってくるからです。
汚い話ですが、入れ歯を触ったり外出して手を洗っていない状態や土がついているような手で触ってこられたからです。
祖母が認知症になりかけということもあり、「あんまり言わないで」と注意され避けるような形になり、生理的にダメになってしまいました。
なかなかここまでのことはないと思いますが、伝え方を工夫しため込まないようにすることはかなり大切です!
特に子供と同じ箸を使うなど、虫歯菌がうつるなどの影響が出るものはしっかり言うようにしたほうが子供のためにもなります。
みなさんも衛生面に限らず注意してください。
肩身が狭い
離婚をした理由にはそれぞれいろんな理由があると思いますが、やはり離婚は親にもストレスを与えてしまう場合が多いと思います。
実際私の場合は、里帰り出産で実家に帰っている間にいろいろ発覚し、一度は戻ってみたものの、相手が全く変わらずまたずぐに別居をすることになりました。
親にもいろいろ迷惑をかけているなと思うと、肩身が狭いと感じる方は多いようです。
もちろん親も「心配しなくていいよ」と言っていても、子育てを手伝ってもらったり、経済的なサポートをしてもらっていると申し訳ないなと思ってしまいますよね。
近所に離婚したことが広まる
一緒に住んでいると、近所の目も気になります。
特に両親の友人に話し、そこから広まったということもよくあります。
我が家の場合は親から伝わったということもありますし、長い期間いるので離婚したんだろうなと広まってしまいました。
特に田舎では広まるのが早いので、周りの目が気になることがあります。
意識したこと・行動
実家にいるときにストレスを感じた場合や、肩身が狭いと感じる場合には、このようなことを意識してみましょう。
家事を分担する
実家で子供の面倒を見てもらったり、経済的なサポートをしてもらっていたりするときには、なるべく家事を積極的におこなうようにしましょう。
そうすることで自分も仕事をしていると思えたり、口うるさく言われることが少なくなります。
もし仕事をしていて、日中子供を見てもらっているという方は、家に少しお金を入れてみると、自分自身も気持ちが楽になるかもしれません。
教育方針が違う時には情報を見せる
世代が違うと子育てや教育方針が違い、ストレスを感じることがあると思います。
「私はこうしたい!」というよりも、ネットや子供の定期健診の時にもらう資料を見せ「最近はこうしたほうがいいんだって!」など、見せることで両親にも納得してもらいやすくなります。
特に医師や保育園の先生の情報のほうが説得力があり、納得してもらいやすくなります。
また衛生面やおやつをあげるなど、見ていないうちに起こってしまうことも、口うるさくいうか最悪のリスクを伝えるようにしていました。
すると最近ではおやつの件は改善しました。
実際体重が増えなかったり、虫歯になったという目に見えて悪い結果になってしまったので、後悔している部分は多いです。
子育ての感謝
実家にいると子供の面倒や風邪をひいたときだったり、悩みなどの相談にのってもらえることも多いと思います。
わが子のことであれば心配だったり、こんな子になってほしいという思いがあるので、けんか腰になってしまうことも多いと思います。
一度気持ちを落ち着かせ、感謝の気持ちを持ったり伝えることで、ゆっくり話し合えるようになる場合もあります。
子供さんが寝た後などでも、楽しく会話をする時間を作ってみましょう。
うまくいかない時は?
いろいろ試してもうまくいかなかったり、ストレスがたまりすぎ改善できなかったという場合もあると思います。
生活環境や性格によっても、合う合わないもあります。
ストレスをためすぎてしまうと、笑顔も少なくなり、自分にも余裕がなくなってしまいます。
子供に対してもイライラしてしまうこともあるので、ストレスを発散させる場所を作るようにしましょう。
友人に話を聞いてもらう
ストレスがたまったときや悩み事があるときには、友人に話を聞いてもらいましょう。
悩みは客観的にみることで、考えの違ったアドバイスがもらえることがあります。
そして話すだけでも、気持ちがすっきりすることもあります。
また友人と遊ぶことでストレス発散にもなります。
特にママ友を作っておくと、心強いと思います。
家にいる時間を減らす
現在はコロナの影響で外出を控えている方も多いと思いますが、少し気分転換に家の外から出てみるのもおすすめです。
例えば公園や散歩に出かけてみたり、友人のおうちに遊びに行くのもおすすめです。
また仕事をしていないという方は、アルバイトなどから始めてみるのも気分転換になります。
新しい友人も増えるチャンスです。
外出が難しいという方は、家で自分の時間を作ってみましょう。
趣味の時間を作ってみたり、自分の部屋で子供さんと二人で過ごす時間を増やしてみましょう。
寝る前にいつもより多く絵本を読んであげるのもおすすめです。
実家を出る
実家にいること自体が強いストレスになってしまう場合は、思い切って実家を出ることも考えてみましょう。
もちろん子供さんを見てもらったり、経済的なサポートはなくなってしまうというリスクはあります。
ただ実家を出るともらえる助成金があったり、実家から近いところに住むとサポートもしてもらいやすいと思います。
実家を出ると自分の時間を作れたり、新しい出会いも増やせると思います。
大変なことも多いので、しっかり考えてから相談するようにしましょう。
シングルマザーの実家でのストレスについてのまとめ
シングルマザーになると、子供を見てもらえたり経済的なサポートをしてもらえるので、実家にお世話になっているという方は多いと思います。
ただ感謝していても、どうしてもストレスを感じてしまうということもあると思います。
特に育児に対しては、こうしたい!と思っていても、「私はこうやって育てたからこうしなさい!」というような合わない部分も出てくると思います。
家族であっても世代が違うと、合わないこともあります。
ストレスをためすぎてしまうと、自分に余裕が無くなったり、子育てにもイライラしてしまうことがあると思います。
自分のストレスを発散する方法を見つけるようにしましょう。