妊娠してから「旦那さんが理由はないけど嫌いになった」「近くにいるとイライラする」と感じることがあると思います。
実はこれはホルモンの関係で、本能的なものなんです。
実際に私も妊娠中は、つわりになったことから生理的に無理になりました。
そして出産する前後でいろんな問題があり、そのまま別居をし離婚しました。
もちろん私が離婚した原因はいろんな問題があったためですが、夫婦の仲が悪くなってしまう可能性もあるんです。
これから赤ちゃんも生まれ楽しい家庭にするために、どのようなことに注意すべきなのか、体験談も踏まえご紹介していきます。
今回は、2歳のシングルマザーが語る
・ホルモン以外に旦那を嫌いになる理由
・旦那を嫌いになるのはいつまで続く?
・ガルガル期の対処法
についてご紹介していきます。
妊娠中に旦那を嫌いになる原因【ガルガル期】
妊娠中に旦那さんを嫌いになりやすくなる原因は、ホルモンバランスです。
旦那さんだけ嫌いになったという方もいますが、周りの人を嫌いになったり攻撃的になってしまうこともあります。
こういった時期のことを、「ガルガル期」と呼ばれています。
そんなガルガル期の詳しい原因やどのようになるのか、ご紹介していきます。
ガルガル期とは?
ガルガル期は産後からなる人が多いのですが、妊娠中からなるという方もいらっしゃいます。
実際に私はつわりの時期からでした。
妊娠や出産でホルモンが変化し、赤ちゃんを守ろうと本能的に気性が荒くなることからガルガル期と呼ばれています。
そのためこのような気持ちになることがあります。
・いつもはなんともないことでも、イライラしてしまう
・赤ちゃんを抱っこされると、取られそうと不安になる
・衛生面が気になる(指しゃぶりをする手を触られたくない など)
・他の人に赤ちゃんを抱っこされると、見ていないと気が済まない などなど
ホルモンの関係で、相手を嫌いになるということは知らない人も多いと思います。
その為近くにいる旦那さんや、義母などにもイライラしてしまうこともあるんです。
妊娠中はホルモンの関係で便秘にもなりやすくなります。
便秘は無理をしないことが大切!私のようにいぼ痔になってしまいます。(笑)
自然に出せるような工夫や、どうしても出ない時は医師に相談し便秘薬を処方してもらいましょう。
薬は2種類しかないので、使い方やおすすめの薬をご紹介しています。

ガルガル期はみんなある?
ガルガル期は全員にあるわけではなく、30~40%くらいの人に見られます。
よく心配症の方やストレスが多い方はガルガル期になりやすいといいますが、2人目を妊娠・出産したときだけガルガル期になったということもあります。
もちろん人数が増え、ママに負担が増えてしまうということもありますが、一時的だったという方がほとんどです。
ホルモン以外に旦那を嫌いになる理由
旦那さんを嫌いになる原因として、ホルモンの変化によってガルガル期になるとご紹介しましたが、他にも原因はいくつかあります。
妊娠中は特に精神的に不安定になったり、些細なことでも涙が出てしまうことがあります。
そんな時に嫌いになりやすい理由をいくつかご紹介していきます。
自分でもどうして泣いてるの?と思う場面で、涙が出てしまうこともあります。
実際私は、褒められても涙が出ることがありました。
妊娠中は私は妊娠初期・中期で落ち着きました。
妊娠中のしんどさを理解してくれない
妊娠中は体を動かすことも大変だったり、体調が崩れやすかったり大変なことが多いと思います。
特につわりの時期は寝ていないとしんどかったり、匂いなどで吐いてしまうこともあると思います。
そんな時、妊娠中のしんどさを全く分かっていない発言や行動をされるとイラッとしてしまいますよね。
例えばこのようなことがあります。
・つわりで寝ていたり、家事ができていないことに文句を言ってくる
・外出ができないと不満そうな態度をとられる
・しんどくて寝込んでいるときに、テレビやゲームをして笑っている
・家事を手伝ってくれない などなど
細かいことをあげるときりがないほど、イラッとしてしまうことって多いと思います。
スキンシップが取れない・取りたくない
妊娠中は体調が悪くなったり、疲れやすくなります。
その為スキンシップを取るのも嫌になることもあります。
ちなみに私はまさにこれで、口臭が無理になり近づきたくなくなりました。
嫌がるのにキスをされ、相手のよだれの匂いで吐いたこともあります。
つわりの時期だけでなく、相手の匂いだけは妊娠後期もずっと匂いはダメでした。
吐いてしまうようになるのなら、誰だって近づきたくないですよね。
ただ「口が臭い!」「体臭で気分が悪くなる」なんて直接言いにくいものですよね。
私の場合は体が「オエッ」と反応してしまうのを見ても、全く改善をしてもらえませんでした。
また匂いが気にならなかったとしても、触られることが嫌になったり、横に座るのも無理になることもあります。
これはガルガル期の特徴です。
自分ばかりがしんどいと感じる
妊娠中は体調が悪くなったり、体重管理や出産への不安など考えることが多いと思います。
「妊娠中のしんどさを理解してくれない」で話したことと似ていますが、このしんどさを理解やサポートしてもらえないとイライラしてしまいますよね。
なんで私だけこんな思いをしないといけないの?
こんなに苦しんでいるのに、なんでそんなに遊びに行ったり寄り添ってくれないの?
自分がしんどいときに平気で一人で楽しんでいたり、何も声をかけてくれないとイライラしてしまうのは妊婦さんだけではないですよね。
そう思いだすと、余計に相手の嫌な部分が見えてくるようになります。
実は妊娠中サポートをしてくれなかったという人は、産後の育児や家事もしてくれなかったという方は多いんです。
もちろん赤ちゃんは可愛いので、育児に積極的に参加してくれるということもあります。
旦那を嫌いになるのはいつまで続く?
ガルガル期は一時的なものであるとご紹介しましたが、産後6~8週くらいまでだったという方が多いようです。
産後は子宮を収縮させたり、母乳を作ったりいろんなホルモンのバランスが変化します。
また出産の疲労や体のダメージの回復に時間がかかるので、体が回復してきた時期に収まってくるようです。
ただガルガル期が収まっても、妊娠中や産後に不満があるとその後も不仲のままになってしまうこともあります。
特に育児は生後4か月ごろまでは寝かしつけに悩んだり、生後5~6ヵ月頃からは離乳食、つかまり立ちをするようになると目が離せなかったり後追いで泣かれたり、育児が初めてのママさんは大変なことが多いと思います。
そんな中家事も育児もしてくれない相手だと、ガルガル期が終わっても溝が深まってしまうこともあります。
妊娠中からしっかりと対策をしておきましょう。
ガルガル期の対処法
ガルガル期になると、不仲になってしまう原因になってしまいます。
特に妊娠中は精神的にも不安定になりやすいので、ため込まないということが大切です。
私のように離婚にならないように、是非参考にしてみてください。
1番大切なことは話し合いをしておくこと!
ガルガル期になってしまった時には、1番に話し合いをすることが大切です。
今自分がどんなことで悩んでいるのか、不安に思っているのかなど相手に話してみましょう。
そして、こうしてほしいと思っていることを相談してみてください。
もちろん相手がどう思っているのかということも聞いてみてください。
実は男性側も戸惑ってしまっている場合があるんです。
・手伝いがすんだと思ってくつろいでいる(実はまだまだやってもらいたいことがあるのに)
・お腹が大きくなると、どう接していいのか分からない などなど
特に今まで家事をしてこなかった方だと、どうしていいのか分からず手伝っていないというだけでやる気はあるという場合もあります。
ただ家事がうまくできなくても、手伝ってくれようとしているということを理解し、怒らないように心がけることも大切です。
つわりがどれだけしんどいのか、自分の体調がどうなのかということも分かってもらうようにしましょう。
たとえばつわりであれば、車酔い・二日酔いをしたときのような気持ち悪さがずっと続きますよね。
またどうなったら気持ちが悪くなるのか、など分かりやすく男性に話してみましょう。
車酔いや二日酔いなどは男性も経験したことがあるので、そういった相手に伝わりやすい言い方をしてみるのもおすすめです。
妊娠中や産後はお母さんの体も疲れやすかったり、出産の疲労があります。
人生で数回しかないことなので、この時期くらいはわがままを聞いてもらいましょう。
リラックスできる環境を作る
妊娠中はいろんな悩みがあったり、精神的にも不安定になります。
体を休める時間を作ったり、気持ちを落ち着かせられる時間を作ることも大切です。
例えばゆっくり湯船につかる時間を作ったり、音楽を聴く時間を作ったりしてみましょう。
ストレスがたまりすぎると、赤ちゃんに栄養が届きにくくなったり子宮が収縮しやすくなるというリスクもあります。
ただ妊娠中は、アロマなどを使用するときには注意が必要です。
オレンジ、カモミールジャーマン、サンダルウッド、ニアウリ、
パイン、ブラックペッパー、ベンゾイン、レモングラス
特に注意が必要なものをご紹介しましたが、他にもたくさんあります。
アロマを使用している場合は、一度調べてみてください。
里帰り出産を考える
ガルガル期になってしまうと、相手に対してイライラしやすいので、里帰り出産を少し長く考えてみるのもおすすめです。
また出産前以外にも、実家でゆっくりするという日を作ってみるのもいいと思います。
イライラしないようにしようと思っていても、相手に伝わってしまうことがあります。
体がしんどいからだったり、里帰り出産の話や準備をしたいからなど、実家に帰る相談をしてみましょう。
ガルガル期ではなくても、産後6~8週は体を回復させるためにゆっくりしなければいけません。
また初めての育児だと不安なことも多いと思いますので、里帰り出産を考えてみましょう。
生まれてすぐの赤ちゃんはミルクを吐いてしまうことがよくあります。
ただ、結構量が出ることもあり、私は大慌てでした。(笑)



ストレスを発散させる
ずっと我慢しているとストレスがたまってしまうので、しっかり発散させることも大切です。
自分の趣味に没頭できるようにしたり、友人に話を聞いてもらうなどストレスの発散方法を探してみましょう。
また体重管理も兼ねて、近くを散歩してみたり公園に行ってみましょう。
産後赤ちゃんと通るようになるので、下見をしてみるのもいいですね。
ちなみに私はベビーグッズを見るのがとても楽しかったです。
赤ちゃんの服やベビー用品を見ていると、本当にあっという間に感じました。
私の母もベビー用品を見るのが好きだったので、よくお店で長いしていました。(笑)
妊娠中に旦那を嫌いにある原因についてのまとめ
妊娠中に旦那さんを嫌いになったり、イライラしやすくなるのはホルモンの変化が関係しています。
本能的なものなので、理由が分からないということも多いです。
出産後にガルガル期になる方が多いようですが、妊娠中からなるという方もいます。
ただ妊娠中は精神的にも不安定になったり、夫婦仲が悪くなってしまうことがあります。
今悩んでいることやこうしてほしいということは、我慢せずに話し合うことがとても大切です。
またストレスをため込んでしまうと、赤ちゃんにも影響がでてしまうこともあります。
自分にあったストレス発散方法を探し、時には実家に帰って距離を取ってみるようにしましょう。