妊娠中や産後はいぼ痔になりやすく、なってしまってもなかなか人に相談しにくいですよね。
私は20代でいぼ痔になり、診察の日の後にいぼ痔になったので病院に行かず自力で治しました。
いぼ痔と聞くと、手術とかしないといけないの?と不安になってしまいますが、2週間くらいで治すことができました。
実際に私が試した方法と、気を付けることについてご紹介していきます。
今回は、20代に実際にいぼ痔になった私が語る
・いぼ痔ってどうなっていること?
・妊娠中・産後のいぼ痔の治し方
についてご紹介していきます。
妊娠中や産後はいぼ痔なりやすい原因
妊娠中や産後は痔になりやすく、妊娠中期・後期や産後に痔になる人はなんと約85%と言われています。
ということは、10人中8~9人がなっているので、かなりの人が痔で悩んでいます。
その中で、なんと95%の人がいぼ痔になってしまっているんです。
妊娠中や産後に痔になるのは当たり前!くらいに考えておきましょう。
ではどうして痔になりやすいのでしょう。
簡単にご紹介していきます。
お腹から圧迫されるから
妊娠中期ごろになると、服を着た状態でも分かるようになるほどお腹が大きくなっていきます。
すると大きくなった子宮が、腸や直腸などを圧迫するので血行が悪くなり、うっ血し痔になりやすくなります。
そして妊娠中は、ホルモンの関係で血液が固まりやすくなります。
たまった血液から血栓ができやすく、これがいぼ痔の原因になってしまいます。
便秘になりやすいから
妊娠すると「処方された便秘薬を飲まないと出ない」ほどの、頑固な便秘に悩む方が多いと思います。
実際私も便秘で妊娠に気づきました。(笑)
便秘になるとどうしてもいきんでしまい、おしりにかなりの力がかかってしまいます。
この時便が硬いと、切れ痔になることもよくあります。
おしりにはたくさんの血管が集まっているので、いきむことでうっ血しいぼ痔になりやすくなります。
ちなみに私がいぼ痔になった原因も、いきんだからです。
妊娠中の定期健診で少しでも体重を減らしておきたかったので、朝かなりいきみました。
定期健診では問題なく、その日の昼過ぎごろからいぼ痔になってしまいました・・・。
ママは食べつわりで太りすぎちゃったからね。

いぼ痔ってどうなっていること?
いぼ痔と言っても、2種類あることをご存知ですか?
それぞれ症状も変わってくるので、どちらなのか分かっておくと薬も準備しやすくなります。
外痔核
外痔核とは、おしりの外側にできているいぼ痔のことを言います。
これはお尻の皮膚の内側の部分でうっ血がおこり、はれている状態です。
この部分には痛みを感じる知覚神経という神経があるため、痛みがあるのが特徴です。
私はこの外痔核になりました。
座ったり触ると痛みがあるので、横になっている状態が一番楽です!
内痔核
内痔核とは、お尻の内側の粘膜の部分にできるいぼ痔のことを言います。
内側にできたいぼ痔には、痛みを感じる知覚神経という神経がないため、痛みをあまり感じません。
その為、少し気づきにくいことがあります。
ただいぼ痔が進行し排便時に出血があったり、中にできたいぼ痔がおしりの外に出てきてしまい気づくことが多いようです。
出血はトイレが真っ赤に染まるほど、出ることもあるそうです。
よくお尻の中に押し込むと聞いたことがると思いますが、押し込むのはこちらの内痔核です。
妊娠中に出血があったときには、子宮からの出血と見分けるのも難しいこともあると思います。
より詳しくボラギノールさんの動画で解説してありましたので、こちらも参考にしてみてください。
妊娠中・産後のいぼ痔の治し方


妊娠中や産後のいぼ痔は、自然に治るものが多いようです。
私も実際に病院に行かずに治りましたが、だいたい2週間くらいでよくなりました。
実際に私がやったいぼ痔の治し方について、ご紹介していきます。
市販の薬を使う時の注意点
妊娠中や授乳中は、使用できない薬が多いので注意しましょう。
おしりに塗るといっても、粘膜に塗るので妊婦さんでも使える薬を選ぶようにしてください。
市販の痔には、ボラギノールさんの緑色のパッケージのものを選ぶようにしましょう。
ボラギノール®M軟膏は妊娠中でもご使用いただけます。
引用:>>ボラギノールM軟膏
薬を選ぶときには、外のいぼ痔や切れ痔には軟膏、中のいぼ痔には注入軟膏や坐剤がおすすめです。
みどりのボラギノールには痛み・かゆみに効果があり、1日に1~3回塗るようにしましょう。
ただ塗っても数日は痛みがありました。
もし痛みや出血などが気になる場合には、病院を受診するようにしましょう。
便秘の対策をする
いぼ痔になる原因には、便秘によるいきみが原因のことが多いです。
実際に私もいきんだことにより、その日にいぼ痔になりました。
もし便秘薬を飲まないと出ないという場合には、無理をせず飲むようにしましょう。
ただ乳酸菌や食物繊維などで、自然に出ることにこしたことはありません。
妊娠中に葉酸などのサプリメントを飲んでいる方なら、ママルの【葉酸サプリmamaru】がおすすめです。
ママルの葉酸サプリには、ビタミンやミネラルだけでなく、乳酸菌や食物繊維なども入っているので、腸ケアにもなります。
赤ちゃんに必要な栄養だけでなく、ママにもうれしい効果があります。
他にも便秘解消方法や、病院で処方される便秘薬についてご紹介しています。
病院で処方される便秘薬は2種類なので、使い方やおすすめの薬もご紹介しています。



体操をしてみる
ボラギノールを塗ってもすぐに腫れや痛みがなくなるわけではないので、なるべく早く治るように体操をしていました。
私がいぼ痔になったときにネットで調べたものです。
血行が良くなり、治るのが早くなるそうです。
時間があるときに少しやってみましょう。
やり方はとても簡単です。
まずおしりに負担の少ない姿勢(横向きなど)になりましょう。
次にお尻の穴をキュッと閉めたり、ゆるめたりを繰り返すだけです。
リズムよくするようにしてみましょう。これだけです。
かかりつけの産婦人科を受診する
ここまではいぼ痔を自力で治す方法をご紹介してきました。
ですが、いぼ痔からの出血や痛みが強い場合には、かかりつけの産婦人科を受診するようにしましょう。
また定期健診の日に相談してみるのもおすすめです。
私の場合には、定期健診の日にいぼ痔になったので次の定期健診の時には治っていました。
いぼ痔は再発しやすいこともあるので、治っていても相談してみるのもおすすめですよ。
いぼ痔になったことや、痛みがストレスにならないようにしましょう。
妊娠中や産後のいぼ痔についてのまとめ
妊娠中や産後は痔になりやすく、85%くらいの人が悩んでいます。
ほとんどの人が痔になり、そのうち95%の人がいぼ痔になっています。
いぼ痔になる原因は、便秘によるいきみです。
便秘で悩んでいる方は、無理をせず医師に便秘薬を処方してもらいましょう。
市販のボラギノールM軟膏であれば、妊婦さんも使用することができますが、痛みが強かったり出血がある場合には、いつも行っている産婦人科を受診しましょう。