初めて子育てをするママは、不安なことがたくさん。
特にミルクや母乳の量って心配ですよね。
・母乳やミルクの量って足りているの?
・混合育児のときは、どれくらいミルクを足せばいいの?
これ以外にも、ミルクや母乳の悩みはたくさんあると思います。
私は母乳が出始めるのが遅く、混合育児でした。
始めは母乳がなかなか出ないので、混合や完全ミルクの方も多いと思います。
ですが、こんな私でもだんだんと母乳が出るようになり、80ml以上出るように!
なので心配しなくても大丈夫ですよ。
混合育児ならではの不安や疑問を、体験談を踏まえご紹介していきます。
今回は、
・混合育児のミルクの量の目安
・混合育児のミルクの量は足りてる?
・混合育児で注意すること
についてご紹介していきます。
新生児のミルクの量や間隔は?
赤ちゃんが生まれてしばらくは、母乳があまり出ないという方が多いと思います。
粉ミルクは、ミルクの量や間隔が決まっています。
なのでしっかり守ってあげるようにしましょう。
混合になっても、ミルクの量が目安になるので覚えておきましょう。
新生児のミルクの目安は?
生まれてすぐ(生後0日)の赤ちゃんは、1回のミルクの量が10mlです。
そこから1日10mlづつ増やしていき、1日目は1回20ml、2日目は30mlと3時間おきにミルクをあげます。
生後7~14日の間は、1回のミルクの量は80mlになり、1日に7~8回あげるようにしましょう。
生後15日~1ヵ月の間は、1回のミルクの量を120mlに増やします。
そして間隔を3~4時間にあけ、1日に6~7回あげるようにしましょう。
ただ粉ミルクは母乳に比べて腹持つがよく、消化に時間がかかります。
3時間以上あけないと消化の負担になってしまうので、注意してあげましょう。

4時間以上起きない時は?
病院では、「3時間おきに起こしてミルクをあげてください」と言われることがありますが、基本的には4時間空いても問題はありません。
ただ4時間たっても起きない場合には、水分や栄養が不足してしまうので起こしてあげるようにしましょう。
もし汗をかいていて、脱水症状が気になるという時は3時間で起こしてあげましょう。
新生児のうちは、免疫力が低かったり体温調節がうまくできないので、外出は避けるようにしましょう。
室内でも、室温や風の向きにも注意してあげてください。



混合育児のミルクの量の目安
赤ちゃんが生まれてすぐは母乳があまり出ず、ほとんどもしくは半分以上ミルクという方が多いと思います。
混合育児の場合は始めに母乳を飲ませ、足りない量を粉ミルクで補ってあげるようにしましょう。
ただ母乳をどれだけ飲んだか分かりにくいですよね。
母乳の出る量にも個人差があるので、ミルクの量をどう決めるかご紹介していきます。
体重計を使う
一番分かりやすい方法に、体重計を使う方法があります。
まず赤ちゃんの体重を計っておき、母乳を飲ませます。
もし母乳が10ml出ていたら、赤ちゃんの体重は10g増えています。
赤ちゃんの1回に飲む量は、先ほどの「新生児のミルクの目安は?」で紹介した量を参考にし、足りない量は粉ミルクを足してあげましょう。
今後も混合育児、もしくは完全母乳を考えている方は、体重計を購入しておくと便利です。
赤ちゃん用の体重計は5g単位のものもありますが、母乳の量を計る場合には1g単位で計れるもののほうがおすすめです。
このタニタの体重計は1g単位で計れますし、先輩ママ・パパさんが選ぶNO,1なのでかなりおすすめです。
赤ちゃんの体重をいつでも計れるので、成長も感じられる楽しみもありますよ。
1歳半になっても、1ヵ月に1回は計っています。
母乳外来を受診する
母乳についての相談ができる「母乳外来」がある病院があります。
私も出産した病院の母乳外来を受診したことがあります。
赤ちゃんがどれだけ母乳を飲んだか計ってもらえるだけでなく、飲ませ方の練習もしてもらえます。
他にも赤ちゃんの体重が順調に増えているか、健康状態なども見てもらえるので、初めての育児で不安な方にもおすすめです。
また、今後完全母乳にしたいという方にも、専門家のアドバイスをもらうことができます。
ミルクの量は足りてる?
母乳をあげた後にミルクを足しますが、本当に足りているのかチェック出来たら安心ですよね。
足りていない場合、こんなサインが出るのでチェックしてあげましょう。
赤ちゃんの体重
ミルクが足りているかが1番分かりやすいのが、赤ちゃんの体重が順調に増えているかチェックすることです。
生まれて間もないうちは、本当にみるみる大きくなるのが分かります。
生まれた時に3kgだった赤ちゃんも、生後3ヵ月になると2倍の6kgにまで成長します。
なので生後3ヵ月までの赤ちゃんは、1日で25~30gも体重が増えていくんです。
もし体重があまり増えていない場合には、ミルクが足りていないので、少量ずつ増やしてあげましょう。
もちろんミルクのあげすぎや体重が多すぎるのもよくありません。
こちらも注意してあげましょう。
平均的な体重や身長の目安を知りたい場合は、西松屋さんのサイトでチェックしてみましょう。
生後12ヵ月までの男女それぞれの平均が書いてあります。
参考にしてみてください。
おしっこの回数が少ない
粉ミルクや母乳はほとんどが水分なので、足りない場合にはおしっこの回数が少なくなります。
新生児の赤ちゃんは、ミルクや母乳をあげる前に必ず変えてあげましょう。
1日に7~8回ですが、もしおしっこの回数が少ない、量が少ない場合には、足りていない可能性があります。
もしくは汗をかきすぎて、脱水状態になっているということもあります。
赤ちゃんは汗をかきやすいので、こちらの見分け方もチェックしてみてください。



便秘になる
粉ミルクや母乳が足りないと、便秘になることがあります。
便秘になるとさらに食欲がなくなり、飲まなくなってしまうということもあります。
ただ赤ちゃんは実は便秘になりやすいんです。
これだけで母乳や粉ミルクが足りないと判断するのは難しいと思いますが、「飲まいからいらない」ではなく食欲がなくなっているということもあるので注意してあげましょう。
便秘になりやすい子は、日ごろからできる便秘対策や出なかったときにする綿棒浣腸をしてあげましょう。
特に綿棒浣腸はコツがいるので、始めはうまくいかないこともあります。
助産師さんに教えてもらったコツも載せているので、こちらも是非参考にしてみてください。



混合育児で注意すること
母乳やミルクの量が足りないと、体重が増えなかったり、赤ちゃんの成長が遅くなってしまいます。
ミルクが足りないことも注意したいのですが、あげすぎにも注意が必要です。
というのも、赤ちゃんはミルクを飲み過ぎてしまうと吐いてしまうんです。
新生児の赤ちゃんは内蔵機能が未発達なので、お腹がいっぱいになっていても飲み続けてしまいます。
医学的にはまだ照明されていませんが、生後3~4ヶ月になると満腹中枢が発達してくると言われています。
ただまだ飲み過ぎてしまうということもあるので、私はもっと遅いのかなと思います。
大人も早食いをすると、後からしんどいということもありますよね。
なのであげすぎには注意しましょう。
体重が増えすぎても、寝返しがしにくくなったりといったデメリットにもなってしまうんですよ。



新生児の混合育児についてのまとめ
赤ちゃんが生まれてすぐは、母乳がなかなか出ず悩んでしまう方が多いと思います。
ですが、赤ちゃんに吸ってもらって出るようになっていくので、心配しすぎないようにしましょう。
私は産後5日目にやっと数滴出るようになりましたが、80ml以上出るようになりました。
母乳をあげた後にミルクをどれくらい足したらいいか不安になると思いますが、このような場合には足りていないのでチェックいてみましょう。
・おしっこの回数が7~8回より少ない
・便秘になった
ミルクの量が不安な時には、体重計で計ったり母乳外来を受診してみましょう。
また、満腹中枢が未発達なので、お腹がいっぱいでも飲み続けてしまいます。
飲み過ぎてしまうと、吐きやすくなったり体重が増えすぎてしまいます。
心配だと多くあげすぎてしまうので、1g単位で計れる体重計はかなりおすすめですよ。