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子供の虫歯は2歳から要注意!白いのって虫歯?【2歳ママの体験談】

子育てをしていると、歯磨きで苦戦することってありますよね。

歯磨きを始めると泣き叫ばれたり、逃げ出されたりすることもありますが、子供のためと思ってママも頑張っていると思います。

私はなんとか歯磨きを好きになってもらえましたが、ある日歯の一部が白くなっていることに気が付きました。

実際に歯科で聞いた話や、どのように対策をしたらいいのか、子供の初めて歯医者に連れて行った体験談を踏まえご紹介していきます。

これって虫歯?と見つけてしまうと、自分を責めてしまうと思いますが、まだ間に合うかもしれません。
わが子はギリギリセーフでした!

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今回は2歳のシングルマザーが語る

・子供の虫歯は2歳から要注意!
・白い虫歯もある?早期治療が大切
・定期健診やフッ素はどれくらいでしたほうがいい?
・初めて歯科に行くときに準備しておくもの【おすすめ動画】

についてご紹介していきます。

子供の虫歯は2歳から要注意!

子供

毎日虫歯にならないようにしっかり歯磨きをしていても、虫歯になってしまうということがあるんです。

それは特に2歳くらいから虫歯になりやすく、原因はいくつかあります。

あまり知られていない食事の時にも注意しなければいけないこともあるので、ご紹介していきます。

虫歯菌をもらいやすい

1歳半を過ぎてくると離乳食を卒業し、いろんなものを食べられるようになっていきます。

特に食事をしていても、大人が食べている物が気になってくる時期です。

またしっかり歩けるようになっているので、見ていない間に大人が食べていた箸やコップを使っていたり、食べかけのおやつを食べてしまったということもあると思います。

実はこの時、虫歯の菌が赤ちゃんにうつってしまうんです。

赤ちゃんは生まれた時は口の中に虫歯の菌はいないため、大人から虫歯の菌をもらい感染してしまいます。

なので3歳までうつさないと、虫歯になるリスクがかなり下がると言われています。

我が家でも気を付けていたのですが、お茶を机の上に置いていたら飲んでしまい、そこからグダグダになってしまいました。
完全にうつらないように意識をしていた人でも、虫歯になっていたということもあるので、かなりの注意が必要です。

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食事時間が長いと虫歯になる?

「虫歯は歯磨きをしっかりしていればならない」と思いがちですが、実は長時間ダラダラと食事をしていても虫歯になりやすいんです。

実は食事やおやつを食べている間、歯の表面のカルシウムが溶けだしてしまっているんです。

ただ唾液の働きで、歯を再生してくれているんです。

唾液にはその酸の力を弱めるほか、唾液に含まれるリンやカルシウムでエナメル質を修復する役割を担っています。この唾液によるエナメル質の修復が、『再石灰化(さいせっかいか)』と呼ばれる機能です。

あなたのお口では、常に『脱灰』と『再石灰化』が繰り返され、双方がバランスをとりながら歯の健康を維持しています。

2歳前後になるとイヤイヤ期になったり、遊び食べをしたりで、ダラダラ食べてしまうことがよくあると思います。

わが子も食が細く、体重もなかなか増えなかったので、時には1時間くらいかけてご飯をあげていることがありました。

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長い時間食事をしていると歯のカルシウムが溶けだしてしまい、虫歯になりやすい歯になるので、短い時間で食べさせるように習慣をつけましょう。

ダラダラ食べの対策は、本当にいいのかな?と思うかもしれませんが、小児科の先生や保育園でも行われている方法をご紹介します。

・遊び食べが始まったら取り上げ、「遊ばない」と約束してから再び食事をさせる。
それでも遊んだら、食事を終了させる。
 
・席を立ったら「いらないの?今食べないと食べれないよ?」などと声をかけ、食べなければ片付けてしまう。
 
・おやつやご飯の時間(決まった時間)の前に欲しがっても、「いらないって言ったよね?ご飯の時間に食べようね」と決まった時間以外にはあげない。
 
・ご飯をあまり食べなかったときには、ほんの少しだけおやつを増やしてあげる
 
・おやつの量が多く、ご飯の時にお腹いっぱいになって食べないことがある。
ご飯までの時間によって、おやつの量を調節する。
(10時のおやつは少な目、3時のおやつは時間が長いので多めにするなど)

奥歯が生えると虫歯になりやすい

1歳半くらいになると初めての奥歯が生え、2歳を過ぎたごろから次の奥歯がはえてきます。

奥歯は溝の部分が虫歯になりやすく、1本1本を磨くように細かくこすらないと綺麗になりません

ついつい数本まとめてこすってしまいがちですが、歯ブラシの歯が当たらない場所ができてしまうので、磨き残しの原因になります。

細かい手の動きは小学生の低学年まではできないので、しっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。

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歯磨きが嫌いで泣いてしまったり、逃げ出すしてしまう子も多いと思います。

仕上げ磨きをするのも一苦労なので、せめてじっと磨かせてくれるようになると楽ですよね。

わが子も歯磨きが嫌いでしたが、5つの方法で歯磨き嫌いが治りました

実際に効果のあった方法なので、是非試してみてください。

イヤイヤ期の歯磨き嫌いが改善した5つの方法【体験談】子供の歯は虫歯になりやすいので、しっかり大人が仕上げ磨きをしてあげなければいけません。 ただ子供は歯磨きが嫌いな子が多いですよね。...

白い虫歯もある?早期治療が大切

歯医者
虫歯がうつらないように気を付けたり、しっかり歯磨きをしたりしていても、虫歯になってしまうということもあります。

虫歯というと黒や茶色が一般的ですが、白い虫歯もありしっかり見ていないと見落としてしまうことがあります。

ただ歯が白くなっている場合は、まだ虫歯の手前で削らなくても治ることがあります。

実際にわが子は下の前歯の内側が白くなっており、歯医者さんで診てもらうと虫歯の手前でした。

しっかり歯磨きをしていれば、まだ元にもどる可能性があるのでフッ素を塗ってもらい様子を見ることになりました。

早く見つけていれば薬をつけて虫歯が進まないようにすることもできるので、早期に発見してあげることが大切です。

子供の歯は虫歯の進行が速いので、1~2ヵ月おきに虫歯のチェックをしてもらうことになりました。

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定期健診やフッ素はどれくらいでしたほうがいい?

今回わが子は虫歯になりかけの歯を見つけたため、フッ素や定期的に健診をしてもらうことになりました。

ですが虫歯がない子も3ヵ月に1回、虫歯がないか見てもらったり、フッ素を塗ってもらうようにしましょう。

また歯医者さんの環境や人に慣れておくことで、虫歯が見つかったときも怖がらず治療が進めやすくなります。

歯医者さんでしてもらうフッ素は、市販のものよりも強いのでより虫歯になりやすくなります。

フッ素は歯磨きをしてもらってから、子供用の甘いフッ素を塗ってもらえます。
わが子は人見知りで歯磨きをしてもらう時は少し泣いてしまいましたが、フッ素の時はリンゴ味で「おいしい」と笑顔でした。
近くに小児歯科がある場合は、子供の扱いになれていることが多いのでおすすめです。

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初めて歯科に行くときに準備しておくもの【おすすめ動画】

初めて歯科に行くときには慣れない場所で不安を感じたり、知らない人がいきなり口の中を見てきたりして泣いてしまうことが多いと思います。

わが子も頑張って口を開けていましたが、ふと緊張がゆるむと泣いてしまいました。

そんな時に持っておくといいものをご紹介していきます。

診てもらう前や治療・フッ素の後は、おやつやジュースが飲めないので、別のもで気を引くようにしましょう。

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ハンカチ

初めて歯医者さんに行くと泣いてしまったり、よだれが垂れてきてしまうこともあるので、ハンカチは持っておくと便利です。

またうがいができるようになった時や、歯を削ってよだれが飛んできたときもハンカチがあると便利です。

忘れがちですが、準備しておきましょう。

おもちゃや絵本など

歯医者さんに行ったときにはどうしても待つ時間があったり、そわそわしてしまうことがあります。

気を紛らわせるという意味でも、おもちゃや絵本を持っておくと便利です。

特に待合室におもちゃがないところも多いので、お気に入りのおもちゃや絵本などを持ってきましょう。

スマホで動画を流す

歯磨きが嫌いではない子でも、知らない人と対面するように歯を磨かれると泣いてしまう子が多いと思います。

おもちゃや絵本だと歯医者さんの邪魔になってしまうので、スマホは小さく邪魔になりにくいので動画を流してあげると泣き止んでくれることがあります。

予めお気に入りの動画を探しておきましょう。

わが子のお気に入りの歯磨きの動画をご紹介します。
歯磨きをさせるときにもおすすめなので、是非試してみてください。

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子供の虫歯についてのまとめ

虫歯がうつらないように気を使っていても、しっかりと歯磨きをしていても虫歯になってしまうことがあります。

特にダラダラ時間をかけて食べていると、歯の表面のカルシウムが溶けだして虫歯になりやすい歯になってしまいます。

乳歯は虫歯の進行が速いので、少しでも早く虫歯を発見してあげると、フッ素や歯磨きで治せる場合があります。

虫歯になっていない子でも、3回月に1回定期健診やフッ素を塗るために歯科に行くようにしましょう。

歯科になれておくと、虫歯になったときにも嫌がらずに治療がしやすくなりますよ。

初めて歯科に行くときには、歯磨きの動画を是非試してみてください。

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