生まれて間もない赤ちゃんは首が座っていないので、沐浴やお風呂デビューが不安な方は多いと思います。
特に一人で入れる方や冬場の沐浴は、どうやっていいものか悩んでしまいますよね。
わが子は冬生まれで、一人で沐浴をしていたので、簡単な沐浴の方法をご紹介します。
今回は1歳の男の子のシングルマザーが語る
・沐浴の準備
・冬場のおすすめの沐浴の方法
・一人の沐浴の入れ方(ワンオペ)
・おすすめのベビーバス
についてご紹介していきます。
沐浴はいつまで?
そもそも新生児の赤ちゃんが大人と一緒に湯船に入っていはいけないのは、抵抗力が弱いためです。
生まれてすぐの赤ちゃんはへその緒がついており、そこから雑菌に感染してしまう危険があるからです。
その為、基本的にはおへその傷がしっかり治っている1ヵ月頃から、お風呂デビューをすることができます。
もしおへそが炎症を起こしていたり、1ヵ月健診で医師から注意された場合には、もう少し沐浴を続けるようにしましょう。
また生後1ヵ月からお風呂デビューができるようになりますが、もちろん1ヵ月以降もベビーバスを使ってあげても問題はありません。
わが子は生後3ヵ月くらいまで、沐浴をしていました。
ワンオペでお風呂デビューをするのって、ちょっと怖いですよね。
ただベビーバスがだんだん小さくなり、足を出すようになることもあります。
ベビーバスの大きさにもよりますが、4~6Kgまでは使えるのでそれまでは沐浴でも大丈夫です。
私が沐浴を卒業するきっかけも、手足が沐浴から出て狭そうだなと感じたからです。
あといろんなものを触りだしたのもあります。(笑)

沐浴の準備
沐浴をスムーズに進めるためには、準備がとても大切です。
大切なポイントをご紹介していきます。
沐浴に必要なもの
まず沐浴に必要なものを簡単にご紹介していきます。
後で一人で入れやすいベビーバスなどもご紹介するので、参考にしてみてください。
・ガーゼ(頭や顔を洗う用)
・タオルやガーゼ(赤ちゃんの体にかけてあげる用)
・着替え(肌着・服・おむつ)
・バスタオル
・ベビーソープ
・温度計(あれば安心)



着替えの準備
赤ちゃんの沐浴が終わった後、すぐに着替えられるように準備しておきましょう。
まず赤ちゃんを寝かせるので痛くないように、マットや拭くようとは別のバスタオルなどを敷いてあげましょう。
次に肌着と服が一度に着られるように袖をまとめ通しておき、おむつもセットしておきましょう。
新生児の赤ちゃんはおしっこの回数が多いので、着替えている途中で出てしまうことがあります。
始めにおむつだけはつけておくと安心です。
下にタオルや防水シートなどを敷いておくのもおすすめですよ。
スペースがない場合には、赤ちゃんを服バスタオルを、服の上に置いておいてもいいですよ。
赤ちゃんの肌は乾燥しやすいので、クリームなどをつけてあげるのもおすすめです。
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お湯の温度は何度?
赤ちゃんを沐浴する前には、ベビーバスにお湯を入れておきましょう。
お湯の温度は38℃が適温ですが、寒い時には39~40℃くらいにしてあげましょう。
冬場は体が冷えているとお湯を暑く感じることもあるので、赤ちゃんの反応を見てあげてください。
お湯の温度は冷めやすいので、沐浴をする直前に準備するようにしましょう。
お湯の温度を測る温度計があると安心です。
我が家ではアヒルの温度計を赤ちゃんが入るぎりぎりまで入れて温度を確認していました。
アヒルの温度計だと、お風呂デビューした時におもちゃとしても遊べるのでおすすめです。
冬場のおすすめの沐浴の方法
沐浴と言えばお風呂場でする方が多いと思いますが、冬はお風呂場ってとても寒いですよね。
お風呂場に暖房がついていたらいいのですが、脱衣所と浴室を温めようと思うと結構時間もかかってしまいますよね。
冬場だけではないですが、キッチンで沐浴をするのはかなりおすすめです。
キッチンであれば暖かったり、スペースがあったり他の部屋に移動もしやすいので、広い場所で着替えをさせたりすることもできます。
またなんといってもママの体制が楽!
お風呂場であれば低い姿勢でやらないといけませんが、キッチンのシンクにベビーバスを入れると、腰を曲げなくていい高さになるのでとても楽にすることができます。
ベビーバスを購入するときには、シンクの大きさを考えて購入するようにしましょう。
一人の沐浴の入れ方(ワンオペ)


私は里帰り出産だったので、生まれてすぐの沐浴は母と二人で入れていました。
一人が抱っこしている間にお湯をキレイにしたり、着替えたりするときも早くできるので楽です。
ただワンオペになると、どうやっていいか悩んでしまいますよね。
実際に私がワンオペで沐浴をしていた方法をご紹介します。
ワンオペにおすすめのベビーバス
私が沐浴の時に使っていたベビーバスはこれです。
元々シンクでも使えるものを選んで購入しました。
ただこのベビーバスのメリットは、赤ちゃんが入ったままお湯を抜くことができるところです。
どのようにするかは、沐浴のやり方でご紹介していきます。
沐浴のやり方(ワンオペ)
お湯につける
まずベビーバスにお湯をはり、温度を確認してから赤ちゃんをゆっくり入れてあげましょう。
いきなりお湯につけるとびっくりするので、足から入れてあげましょう。
赤ちゃんは何か捕まるものやお腹にタオルがあると安心するので、ガーゼやタオルをかけてあげてください。
赤ちゃんの頭は、人差し指と親指の間で挟むようにして支えてあげましょう。
頭を洗う
始めに赤ちゃんの頭から洗ってあげましょう。
ガーゼで頭を濡らし、ベビーソープやベビーシャンプーで洗っていきます。
この時に力を入れずなでるように、クルクル回しながら洗ってあげましょう。
赤ちゃんの頭の骨はまだ柔らかかったり、頭蓋骨の間(大泉門)が空いています。
脈をうつたびにペコペコするのが分かると思いますが、1歳6ヵ月ごろに完全にふさがります。
それまでは洗う時に注意してあげましょう。
また首を支えている襟足に泡が残りやすいので、しっかりと流してあげてください。
顔を洗う
次に顔を洗いますが、ベビーソープはあまりつけなくても大丈夫です。
つける場合には、目や口元は避けてつけるようにしましょう。
新生児は顔や体の皮が1度むけます。
みんななるものなので、安心してください。
無理に取ろうとせず、自然にとれるまで待ちましょう。
硬く絞ったガーゼで、泡が残らないように吹いてあげてください。
体を洗う
次に手→首とお腹→足→背中やおしりを洗ってあげます。
この時に手を洗う時は、洗ったらすぐに泡を流すようにしましょう。
顔や口に持っていき、泡をなめてしまったり目に入ってしまうことがあるからです。
また足はお湯の中に入っているので、直接泡をつけなくてもお湯の中で洗ってあげたら大丈夫です。
赤ちゃんは首や手首、脇、足の付け根などに汚れがたまりやすいので毎回しっかり洗ってあげましょう。
特に手のひらや指の間にタオルの繊維などがたまっていることもあるので、こちらも注意してあげてください。
赤ちゃんの手はグーになっていることが多いので、小指側から指を開いてあげると楽に広げられますよ。
仕上げ
仕上げは赤ちゃんにきれいなお湯をかけてあげましょう。
ただこれが一番ワンオペだと難しいですよね。
なので先ほどのベビーバスがかなりおすすめなんです。
というのもお湯を抜ける栓がついているので、赤ちゃんをベビーバスに入れたままお湯を抜くことができます。
お湯を全部抜ききったら、洗面器などにきれいなお湯を始めから作って置き、体全体にかかるようにゆっくりとかけてあげましょう。
またはきれいなお湯を入れなおしてもいいですが、赤ちゃんがつかるほどのお湯を入れなおすのには力がいるのでワンオペではなかなか難しいと思います。
なのでワンオペで沐浴をする時には、栓のついているベビーバスがおすすめです。
沐浴の簡単な入れ方についてのまとめ
赤ちゃんが生まれてから1ヵ月は、へその緒から雑菌に感染してしまう危険があるので必ず沐浴を行ってください。
ただ生後1ヵ月からはお風呂デビューしないといけないわけではなく、季節やワンオペで入れにくいなどがあればもう少し長くしてあげても大丈夫です。
ちなみに私は生後3ヵ月くらいまで、沐浴をしていました。
首が座っていない赤ちゃんを一人で沐浴してあげるのは、結構難しいです。
栓がついているベビーバスであれば、簡単に入れられるので是非試してみてください。
そして赤ちゃんは首や足の付け根など、汚れがたまりやすいのでしっかりと洗うようにしてあげましょう。