赤ちゃんにミルクをあげていると、途中で寝てしまったり残してしまうことってありますよね。
粉ミルクの消費は結構激しいので、残してしまうと「もったいない」と思ってしまいますよね。
ですが、飲み残しは赤ちゃんの唾液が入っているので、時間が経つと雑菌が繁殖してしまいます。
今回は、
・何時間ならあげてもいい?
・赤ちゃんがお腹を壊す原因
・ミルク作りを楽にするグッズ
についてご紹介していきます。
飲み残しをあげた時の症状は?
まず飲み残しをあげるとどうなってしまうのか、私の実際の体験からご紹介していきます。
どれくらい経ったものをあげた?
まずわが子に飲み残しをあげてしまった時期は、生後1ヵ月のころです。
わが子は新生児のころからよく寝る子で、4時間ずっと寝ているということもよくありました。
私は母乳の出が良くなかったので、混合で育てていたのですが、始めに母乳を飲ませていました。
その時にそのまままた寝てしまい飲んでくれない、ミルクを飲ませても途中で寝てしまったということがよくありました。
生後1ヵ月くらいになるとミルクも量が増えてきていますが、半分以上残ってしまうともったいないと思ってしまいますよね。
その時期が真冬だったこと、あまり飲まなかったのでそのまま冷蔵庫に保存してしまいました。
なので、だいたい3時間くらい経っていた飲み残しのミルクをあげてしまったと思います。
どんな症状が出た?
飲み残しのミルクに足りない分を継ぎ足すように作り、次のミルクをあげてしまいました。
そのあとはいつものようにぐっすり寝てくれたのですが、それから2回目(6~8時間後くらい)に異変がありました。
それはわが子が全く寝てくれず、泣いている時間が長くなってしまいました。
そのまま3時間起きており、次のミルクの時間でどうにか寝てくれました。
その頃は里帰り出産をしていたので、「親も寝ないこともある」というくらいだったので特に病院にいくこともありませんでした。
元々夜に1時間以上寝てくれないということもあったからです。
ですが、そのあとのミルクの時間だったと思います。
ミルクしか飲んでいないのでユルユルうんちですが、いつもより水っぽい感じがしました。
その後は機嫌よくしてくれていましたが、お腹が痛かったので泣いたり寝てくれなかったのかなとかなり後悔しました。
何時間ならあげてもいい?
飲み残しは雑菌が繁殖してしまうので、赤ちゃんがお腹を壊してしまったり吐いてしまうこともあります。
では、どのくらいの時間ならあげてもいいのでしょうか?
赤ちゃんがお腹を壊す原因は?
粉ミルクは栄養価が高いので、少しの雑菌でも早く増えてしまいます。
その為、ミルクを作ってから1時間以内にあげるようにしましょう。
それは哺乳瓶を消毒していても、少し残ってしまっていたり、ミルクを作るときに手や飛沫から雑菌が入ってしまうことがあるからです。
生まれて間もない赤ちゃんは特に免疫力が弱いので、作る際にも注意してあげましょう。
飲み残しはいつまで?
ミルクを作ってからであれば、1時間以内に飲ませるようにとミルクの缶にも注意書きがしてあります。
ただ消毒してある状態なので、赤ちゃんの唾液が入った飲み残しのミルクであればもっと時間は短くなります。
置いておく場所の温度や湿度などによっても変わると思いますが、生まれて間もない赤ちゃんには30分以内にしておいたほうがいいと思います。
生後5~6ヵ月になれば、免疫力も強くなってきているので哺乳瓶の消毒も必要なくなります。
そのころであればもう少し大丈夫かもしれませんが、飲み残しは特に危険なのであげないようにしましょう。
残ってしまった場合には、栄養価も高いのでママが飲んでもいいと思いますよ。
ミルク作りを楽にするグッズ
ミルクは一日に何回も作るものなので、消毒や作るのが大変と思うことってありますよね。
少しでも楽になるように、おすすめのグッズをご紹介していきます。
ウォーターサーバー
まずミルクを作る時間を短縮できるのが、ウォーターサーバーです。
一般的には一度沸騰させたお湯でミルクを溶かし、水で冷ますと思います。
ですが、冷めるまで結構時間がかかりますよね。
ミルクを飲むまで泣き止んでくれない子も多いですし、足りなかったときにまた作るのも大変です。
特にワンオペだと尚更です。
ウォーターサーバーであれば、冷たい水をそのまま使うことができるので、時間短縮できちゃいます。
まずお湯を半分くらい入れ。粉ミルクをしっかり溶かします。
その後、出来上がりの量になるまで水を入れると、飲みやすい温度になっているので、作ってすぐに赤ちゃんにあげることができます。
※量は調節してみてください。

消毒はレンジがおすすめ
正直に言って私はずぼらです。(笑)
夜のミルクの時に、哺乳瓶を洗わずそのまま寝てしまっていたということがよくありました。
これだとつけておくタイプのミルトンなどだと、朝消毒ができていません。
そんなことも見越して、私はレンジで簡単に消毒できるものを購入しました。
哺乳瓶をきれいに洗った後、3分チンするだけで消毒できてしまうので、本当に便利です。
つけ置きタイプだと買い物が重くて大変だったり、出した後一度お湯ですすぐのも面倒だったりしますよね。
つけ置きも使えるタイプもあるので、どっちにしようか迷っている方にもおすすめです。
一人のみ練習
赤ちゃんが小さいうちは難しいですが、赤ちゃんが自分で持てるようになってくるとあげるのも楽になりますよね。
クッションなどで斜めに寝かせるようにし、哺乳瓶にシリコンのカバーをつけてあげると一人で持ちやすくなります。
網目になっているので、手に引っかかりやすくなっています。
更にちょっとしたおもちゃにもなりますよ。
ミルクの飲み残しの症状についてのまとめ
生まれて間もない赤ちゃんは免疫力も弱く、しっかり消毒してあげないとお腹を壊してしまいます。
ミルクを飲むと唾液が入ってしまっているので、雑菌も一緒に入ります。
粉ミルクは栄養価が高く、少しの時間でも雑菌が増えてしまいます。
作り置きであっても、1時間以内に飲ませるように注意書きがあります。
保存環境にもよりますが、飲ませるなら30分くらいまでにしておいたほうがいいと思います。
飲み残しはお腹を壊したり吐いてしまうだけでなく、食中毒になってしまう危険もあるので注意しましょう。