子育てをしていると、「うちの子って集中力が無いな。このままで大丈夫かな?」と思ったことってないですか?
さっき出したおもちゃも、すぐに飽きて別のおもちゃで遊んでいるなんてこともよくありますよね。
子供の集中力は、2歳ごろからから上がっていきますが、少しのきっかけを作ってあげることが大切なんです。
集中力をアップさせるトレーニングと聞けば難しく考えがちですが、遊びながら集中力をアップさせることができるんですよ。
ただついつい大人が集中力を切ってしまったり、注意してあげなければいけないこともあります。
難しいことではなく、子供が集中している間に家事なども楽にできるようになるかもしれませんよ。
もちろん2歳以降でも、集中力をあげることはできるので試してみてください。
今回は、1歳の男の子のシングルマザーが語る
・集中力をアップさせる時の注意点
・集中力をあげる遊び
についてご紹介していきます。
子供の集中力をあげる簡単な方法
子供の集中力を上げる方法と聞くと難しく考えがちですが、「子供に好きなことをさせる」だけで集中力はアップしていきます。
「え?それだけ?」と思うかもしれませんが、少し注意することもあります。
また
集中できる時間はどのくらい?
そもそも子供が集中できる時間ってどれくらいか知っていますか?
実は小学生の低学年で集中力が続く時間は、15分程度と言われています。
なので小さな子供は、年齢プラス1分集中出来るくらいなんです。
こうみると結構短いですよね。
大人でも集中できる時間は50分なので、あまり「長時間集中させないと」と思いすぎないようにしましょう。
そして集中力をアップさせるトレーニングをする前に、健康的な生活を送ることも大切なことなんです。
というのも、しっかりと睡眠をとることで、脳の疲れは取れます。
そして適度な運動と、脳や体のエネルギーになる栄養をしっかり取ることも大切になるんです。
好きなことで集中力がアップする
子供の集中力をアップさせる方法は、「好きな遊びをさせてあげる」ことです。
というのも、大人の集中できる時間は50分と言われています。
ただ興味のないことだったら、10~30分くらいで「まだ〇分しかたってない」と集中できなかったり、手が進まなくなってしまうことってありますよね。
子供も同じで好きなことの方が、集中できる時間が長くなります。
こういった好きな遊びで集中力の基礎を作り、他の遊びを取り入れることでいろんなことを学ぶことができるようになっていきます。
「これで遊びなさい」というよりも、何かに興味を持った時は集中力をあげるチャンスなんです。
このチャンスを見逃さないようにしましょう。
集中力をアップさせる時の注意点

子供の集中力をアップさせるときには、少し注意してあげることがあります。
難しいことではないのですが、ついついやってしまいがちなことなので注意しましょう。
大人が始めに楽しそうに遊んで見せる
子供の集中力をアップさせるには、子供が自分から好きなもので遊びだした時が1番のチャンスです。
他にも大人が始めに興味を持つように、楽しそうに一緒に遊んであげたり、新しい遊びを教えてあげることも効果的です。
そうすると「やりたい!」と一緒に楽しく遊んでくれることも多いと思います。
手を出し過ぎない
子供の遊びを見ていると「そうやって遊びものじゃないのに」と思うことや、ついつい手を出してしまうことってありますよね。
「こうやって遊ぶんだよ」と教えてあげることもいいのですが、その声かけが集中力を切ってしまっているかもしれません。
子供は独り言を言ったり(ブーンなど)、周りが見えなくなるほど集中することがあります。
そんな時には、見守ってあげることも大切です。
ダメ!を言いすぎない
子供についつい「ダメ!」と言いすぎていませんか?
特に男の子は高いところに上ったり、水たまりや泥だらけになったり汚れることをやりたがったりしますよね。
そんな時ついつい「ダメ!」と言いがちですが、なるべくぐっとこらえるようにしましょう。
それは子供の好奇心を潰してしまうからです。
例えば子供が水たまりに入ろうとしたとき、興味津々できっと目は輝いていることでしょう。(笑)
そこに強い口調で「ダメ!」と言われても、子供はこんな気持ちになってしまいます。
・どうしてダメなの?
・何がダメだったの?
・どうやったら怒られないのか分からない
なので新しいことをするのが怖くなったり、怒られてしまうのでは?とやりたいことをしない子になってしまいます。
それって将来が心配ですよね。
なのでダメ時には、ダメな理由をしっかり言ってあげましょう。
もし家から近いところであれば、汚れてもいい服やサンダル、長靴などを履き、なるべく体験をさせてあげることが大切です。
高いところに上りたいときには、そこではなく階段などの上ってもいいところなどやってもいい場所でやらせてあげましょう。
イヤイヤ期のヤダ!は助けてのサイン?
遊びに誘っても、子供が「ヤダ」「やらない」ということもあると思います。
特に2歳のイヤイヤ期には、どうやっていいか分からなかったり、できないことにたいして「やだ」と言ってしまいます。
2歳の子供はまだしゃべれる言葉の数が少ないので、どういっていいか分からず「ヤダ」と言ってしまうこともあるんです。
そんな時には、「じゃあママがやるのを見ててね」とやっているのを見せたり、「こうやってやるんだよ」と教えてあげると楽しく遊びだすことがあります。
2歳は結構しゃべれる言葉が増えたなと思っていても、物の名前が分からなかったり、何て説明したらいいのか分からないことがあります。
大人も覚えたての英語を話す時には、単語が出てこないと「私は英語が話せません」などで逃げてしまいますよね。(笑)
それと同じで、子供も「ヤダ!」で済ませてしまいがちなんです。
本当はやりたいという子も多いので、「ヤダ」という時には注意してあげましょう。
子供がしゃべりだすのが遅かったり、言葉の数が少ないと気になりますよね。
特に男の子は女の子に比べて遅い傾向があります。
ただ簡単なトレーニングをしてあげるだけで、話せる言葉が増えていきます。
もちろん女の子にもおすすめの方法なので、是非試してみてください。

集中力をあげる遊び
子供が好きな遊びであれば、長時間でも集中して遊ぶことができます。
具体的にどんな遊びがあるのかご紹介していきます。
ねんど
1歳後半のわが子が、意外にも集中して遊んだのがマジックサンドです。
マジックサンドは驚くことに1時間くらい遊んでいました。
私が砂を固めて、わが子が定規で切断するというのをひたすらしていました。
ただ対象年齢が高いことが多かったり、床に落ちるので毎回結構掃除機で吸う羽目になってしまいます。
ねんどのほうが減ることはなく、お米でできているものもあるので安心して使いやすいと思います。
ただ誤飲や使用後手を洗ったりと、注意してあげましょう。
砂場で使う型があるとさらに楽しめますよ。









パズル
パズルは形や絵を見なければ作ることができません。
しっかり見て作るので集中力もアップします。
ただ小さなピースだと難しかったり、誤飲の恐れもあるので、大きな子供用のピースを選ぶようにしましょう。
子供の好きなキャラクターだと、特に喜ぶと思います。









ブロック
ブロックは何度も壊すことができたり、いろんな形を作ることができます。
想像力やいろんなものを作る力も磨かれますね。
高く繋げていくだけでも楽しんで遊んでくれますが、遊びの中でもバランスを見て積むことも覚えられます。
我が家ではアンパンマンと大きなブロックの2つ購入しました。
アンパンマンのブロックは、高く積み上げて遊んでいます。
大きなブロックは道を作って車を走らせたり、いろんな形を作って遊んでいます。









形や色をそろえるおもちゃ
穴の形を見ておもちゃに入れる、型はめパズルもおすすめです。
形が分かっても、手に持つパズルの向きもしっかり見なければいけません。
脳を使うので集中力が必要になります。
また、形の名前(丸やさんかくなど)や色を覚える練習にもなるのでおすすめです。
始めはイライラすることもあるかもしれませんが、少しヒントを出して遊んであげましょう。









手遊びや歌、ダンスなど
おもちゃを使わなくても、手遊びや歌、ダンスなどでも集中力をあげることができます。
例えば手遊びでは、動きをしっかり見る→動きを真似して体を動かす→動きや歌を覚えるといろんな刺激を受けることができます。
またダンスを好きになってもらえると、YouTubeなどを流していたら楽しそうに踊ってくれるようになります。
雨の日に外遊びが出来ず体力が有り余っている時には、疲れさせるのにおすすめ!(笑)
真似をなかなかしようとしない子もいますが、手遊びなどゆっくりな歌からやってみましょう。
全身を使うダンスよりは、手だけのほうが真似しやすいですよね。
子供が好きなダンスを少しだけご紹介します!
子供の集中力についてのまとめ
子育てをしていると、わが子の集中力って気になってしまいますよね。
集団行動になったときに「これで大丈夫なのかな?」と心配になることも。
ただ小さな子供は、年齢プラス1分くらいしか集中力はもちません。
子供が好きなことだと集中できる時間も伸びるので、しっかりいろんな遊ぶをさせてあげましょう。
そして集中している時にはなるべく声掛けをせず見守ってあげると、集中力し続けやすくなります。
また「ダメ」と言いすぎず、いろんな体験をさせてあげましょう。