出産前にベビーグッズを準備しますが、初めての育児だとどんなものを準備していいのか悩みますよね。
特に哺乳瓶を選ぶときには、いろんな悩みがあると思います。
完全母乳だったら哺乳瓶はいらない?
サイズはどっちがいいの?
プラスチックとガラスは割れにくさだけ?
何個買っておけばいい?
これ以外にもたくさんの悩みがあると思います。
また、初めての育児だったのですが、哺乳瓶を2つ使っており、間違った使い方をしていました。
そのせいでわが子は、よくミルクを飲むときにむせてしまいました。
気づくのに3ヵ月もかかり、かわいそうなことをしていたなと後悔しています。
今回は、
・知っておきたい哺乳瓶の選び方
・間違いやすい哺乳瓶のサイズの間違い
についてご紹介していきます。
哺乳瓶のサイズはどっち?
哺乳瓶には160mlと240mlと、2つのサイズがあります。
どっちのサイズを買うべきなのか、何個買っておけばいいのかなど、悩みがあると思います。
完全母乳で子育てをしたいという方や、粉ミルクで子育てをしたいという方など、その状況によっても変わってくると思います。
それぞれの状況に合わせてご紹介していきます。
私は母乳があまり出ず、混合で子育てをしました。
完全母乳で育てたい場合
初めての育児で、完全母乳で子育てをしたいと考えている方は、160mlの哺乳瓶を1つは準備しておきましょう。
というのも、完全母乳で育てたいといっても、母乳が出る時期や量には個人差があるからです。
出産前から出る人もいれば、私のようになかなか出ず悩む方もいらっしゃいます。
ちなみに私は産後5日目で、やっとぽたぽたと垂れてくる程度で、母乳だけで子育てができる量ではありませんでした。
なので、始めのうちは粉ミルクと混合になる可能性もあります。
また、水分補給や産後に赤ちゃんに薬を飲ませなければいけません。
この薬は母乳や粉ミルクで不足する、止血に大切な役割をしてくれるビタミンKを摂取するための大切な薬です。
かなり少量ですが、お湯にとかして飲ませるので、哺乳瓶が必要になります。
また、母乳は消化がよくお腹が減ってしまうので、夜も2~3時間おきに授乳をしなければいけません。
粉ミルクだと腹持ちがいいので、夜だけ粉ミルクを使うという方も多いようです。
足りなければあとからもう一つ買うこともできるので、最低1つは準備しておきましょう。
もし搾乳機の購入を考えている方は、哺乳瓶もついてきますよ。
我が家ではピジョンの搾乳機を使っていました。
哺乳瓶と同じメーカーのほうが、分けて使う必要がないので楽ですよ。
混合・粉ミルクで育てたい場合
混合・粉ミルクで育てたいと考えている方は、基本的には160mlの哺乳瓶が1つあれば足ります。
少し大きくなると飲む量が増え、240mlの哺乳瓶を買う必要がありますが、後から買っても大丈夫です。
ただ我が家では160mlが2本(購入していたものと搾乳機の哺乳瓶)と、240mlの哺乳瓶が1つをフル活用していました。
というのも、搾乳して冷蔵しておくと、どうしても2つ必要になります。
また、小さいうちは夜も授乳やミルクをあげなければいけないのですが、そのまま力尽き、哺乳瓶を洗わずに寝てしまうこともあったからです。
なので、2つあると夜も便利ですよ!
あと朝哺乳瓶を洗うと消毒ができていないので、電子レンジで消毒できるものがおすすめです。
3分チンするだけなので、長時間つけておく必要や重たい買い物をしなくてもすみますよ。
赤ちゃんが少し大きくなって、外出や仕事場に赤ちゃんも連れて行くという方は、少し多めに哺乳瓶を準備しておきましょう。
外出先では哺乳瓶の消毒ができないので、3時間に1本分必要になります。
知っておきたい哺乳瓶の選び方
哺乳瓶を買うサイズや個数は、なんとなくイメージできたと思います。
ただ哺乳瓶には、プラスチックとガラスのものがあります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、参考にしてみてください。
おすすめの哺乳瓶もご紹介してきます。
プラスチックとガラスのメリット・デメリット
哺乳瓶にはプラスチックとガラスで出来ているものがあります。
最近ではプラスチックを使っている方が多いですが、それぞれにメリットとデメリットがあるんです。
我が家ではプラスチックの哺乳瓶を使っています。
ただガラスの哺乳瓶にも、嬉しいメリットがあるんです。
割れにくい
まずプラスチックの哺乳瓶にする1番の理由は、割れにくいという特徴ですよね。
ガラスだと落としたら割れてしまい、赤ちゃんが怪我をしないかと心配ですよね。
また、外出するときにもどこかにぶつけて割れてしまうということもあるので、特に持ち運ぶときにはプラスチックが安心です。
軽さ
哺乳瓶を選ぶポイントの2つ目が、軽さです。
ガラスの哺乳瓶だとずっしりと重さがあり、持ち運ぶときに不便に感じることもあると思います。
またプラスチックの哺乳瓶のほうが軽いので、一人で飲めるようになる時期も早くなります。
ミルクを一人で飲めるようになると、その間にちょっと片づけをしたりということもできますよ。
哺乳瓶にシリコンのカバーをつけてあげると、一人で飲めるようになるのが少し早くなりますよ。
ちょっとしたおもちゃにもなるのでおすすめです。
ミルクを冷ます時間
哺乳瓶を選ぶポイントの最後は、ミルクを作るときに冷ます時間が変わることです。
粉ミルクを作るときには、70℃以上のお湯で作ります。
ですが、冷水に当てていてもプラスチックの哺乳瓶の場合は、なかなか冷めてくれないんです。
生まれて間もない赤ちゃんだと、ミルクを飲むまで泣き止んでくれないということが多いので、なかなか冷めてくれないということもあると思います。
ですが、作り置きなどをしてしまうとお腹を壊してしまうので、絶対にしないようにしてください。

粉ミルクを作るときには、安全な水であればお湯と半分づつにすると適温になりやすくなります。
ですが沸騰したお湯を冷蔵庫などで冷やしていると、雑菌が繁殖してしまいます。
なのでミルクを時短で作ろうと思ったら、ウォーターサーバーがあると安心ですよ。
汗をかく時期には飲み水としてもそのままあげることができます。
妊婦さんや小さな子供さんがいる家庭では、安く契約できる場合があります。
また、無料のお試しもあるので、1度活用してみましょう。



おすすめの哺乳瓶
私がベビー用品をそろえたところでは売っていなかったのですが、赤ちゃんが空気を飲み込みにくくしてくれる哺乳瓶があります。
一般的な哺乳瓶であれば、赤ちゃんを寝かせ少しだけ頭を高くした姿勢で飲ませると思います。
ですが、このベッタの哺乳瓶では、母乳を飲むときと同じような(体を起こした)姿勢で飲ませることができるんです。
ミルクの量が増えてくると、一緒に飲む空気の量も増えるので吐き戻しもしやすくなります。
ですが、体が起きている状態で飲むと、空気をミルクと一緒に飲み込みにくくなるんです。
また、横に寝かせた状態だと、よだれやミルクが耳に流れていき、そこから炎症を起こしてしまうという危険もあります。
わが子は生後2ヵ月くらいまでは、吐き戻しが多かったです。
寝ている時に吐き戻してしまうと、窒息の危険もあるので心配ですよね。
特に哺乳瓶を洗っている間に吐き戻してしまうと危険ですね。
早く知ってれば私もこの哺乳瓶を使いたかったです。



哺乳瓶が少し洗いにくい形なので、専用の洗うものなどセットになっている物がおすすめですよ。
哺乳瓶のデザインも可愛いのもうれしいですよね。



間違いやすい哺乳瓶のサイズの間違い
哺乳瓶の160mlと240mlと始めから使う場合には、注意が必要です。
私は始めからピジョンのメーカーの160mlを2本と、240mlを1本使っていました。
ですが、哺乳瓶の乳首のサイズが違っているので、240mlの哺乳瓶を使うときには気を付けてください。
というのも160mlの哺乳瓶は、新生児の赤ちゃんが使う乳首のサイズ(SS)なので、吸っても少量しかでません。
ですが、飲む量が増えてきたり、赤ちゃんも吸う力が強くなってくると、ミルクが出てくる穴を大きくする必要があります。
生後1ヵ月、生後3ヵ月と徐々にミルクの出る穴を大きくするのですが、240mlの哺乳瓶には生後3ヵ月の赤ちゃんが使うサイズ(M)の乳首がついています。
つまり私は新生児が使うサイズと、生後3ヵ月の赤ちゃんが使うサイズをごちゃまぜに使っていたんです。
わが子はよくむせていたのですが、毎回ミルクが出る量が違っていたので飲みにくかったんだろうなと思います。
これはとても反省しています・・・。
みなさんはこのような間違いがないように、哺乳瓶の乳首の大きさには注意しましょう。
乳首だけ取り換えて使えるので、成長に合わせてサイズを変えてあげてください。
生まれてすぐの時から、生後3ヵ月のやつはしんどいよ!
わが子は「ほほえみ」の粉ミルクを使っていると便秘になりやすく、出産した病院で使っていた粉ミルクをずっと愛用しています。
その粉ミルクに戻してからはほとんど便秘にならず、サンプルや景品ももらうことができました。
赤ちゃんの便秘で悩んでいる方は、是非試してみてください。






哺乳瓶のサイズや選び方についてのまとめ
完全母乳で育てたいという方でも、赤ちゃんの水分補給の練習や薬(ビタミンK)を飲ませるときにどうしても哺乳瓶は必要になります。
また産後すぐに母乳が出なかったり、夜だけ腹持ちのいい粉ミルクを飲ませる方も多いので、1つは哺乳瓶を準備しておきましょう。
混合や完全ミルクで育てたい方は、哺乳瓶が1つあれば足りますが、夜眠気に負け寝てしまったり外出用に数本もっていると便利ですよ。
プラスチックは割れにくく軽いというメリットがありますが、ガラスは人肌の温度にするときに早く冷ますことができます。
私はプラスチックを使っていましたが、メリット・デメリットを考えて選んでみてください。