子供の歯は虫歯になりやすいので、しっかり大人が仕上げ磨きをしてあげなければいけません。
ただ子供は歯磨きが嫌いな子が多いですよね。
わが子もこんな有様でした。
・歯ブラシを見たら逃げ出す
・歯ブラシを噛んで抵抗してくる
・泣き叫びながら歯磨きをする
嫌がるわが子が歯磨きを好きになるようにいろいろ試しますが、結局最後は拘束するような感じで歯磨きをするってこと多いですよね。
だって虫歯にさせたくない親心!
こんなわが子でも、今では自分からコロンと寝て歯磨きをさせてくれるようになりました。
今回は、
・子供が歯磨きを嫌がる原因・対策について
・歯磨き嫌いにおすすめのグッズ
についてご紹介していきます。
イヤイヤ期の歯磨き嫌いを改善した5つのやり方
歯磨きは毎日のことなので、毎回子供が抵抗しながらするのって大変ですよね。
逃げるわが子を追いかけて、歯磨きに20分以上かかったということもよくありました。
それが少しでも楽になるように、わが子に効果のあった歯磨きを改善した方法についてご紹介していきます。
スマホで動画を見せる
歯磨き嫌いのわが子に、1番効果があったのはスマホで動画を流しながらやる方法です。
これは子供が動画を見ているすきに歯磨きをするということもありますが、スマホを手に持たせるということが特に大切です!
というのも、子供って歯ブラシを持って抵抗してきませんか?
大人は片手に歯ブラシを持っているので、子供の両手には手こずりますよね。
ごたごたしているうちに、逃げ出してしまったりかなり時間がかかったということにもなってしまいます。
動画に興味がないときには、おもちゃや鏡でもいいので何か両手でもたせるようにしてみましょう。
僕が1番好きな動画はこれだよ!
是非試してみてね。
歯磨きが嫌いな子は、しまじろうの歯磨きミラーで好きになったという子も多いです。
自分の口を見ながら音楽もなるので、楽しくできます。
「あーん」という歌詞もあるので、自然に口を開けてくれるようになります。
ちゃれんじのおもちゃは、お試しの無料教材がもらえるのでこちらも是非試してみてください。

歯磨き粉でおいしくする
歯磨きをするときには、歯磨き粉やフッ素のジェルなどをつけてあげると進んで歯磨きをするようになってくれました。
我が家では生後6ヵ月から使える、フッ素のジェルを使っています。
歯磨きをするときには、子供が見ている時に「おいしい付けるよ」と言ってからフッ素のジェルをつけるようにしています。
日ごろからおやつやご飯の時に、「おいしい」という言葉を使っているより効果があるかもしれません。
自分から「おいしい、おいしい」と言いながら歯ブラシを持ってくることもよくあります。
歯磨きをするときには、口に歯ブラシを入れるとジェルだけ食べて逃げることもあります。
歯の表面からつけ、先に味だけ吸い取られないように工夫してみましょう。(笑)
子供が飲み込んでしまうのが心配な方は、無添加の歯磨き粉もあります。
うがいができない赤ちゃんから使えるので、飲み込んでしまっても安心です。
唾液を飲み込む時間を作る
子供に歯磨きをするときに、早く終わらせようとずっと口の中に歯ブラシを入れていないですか?
ですが子供はよだれが多いので、上を向いていると喉のあたりにたまってしまうんです。
そのためうまく飲み込めず、歯ブラシを口から出すために暴れることもあるそうです。
なので我が家では、歯磨きをしている途中に1回口から歯ブラシを抜くようにしています。
1回口を閉じると飲み込めるので、また「あーん」といって口を開けてもらい再開します。
くすぐって口を開けさせる
いろいろ改善をしてみても、途中からぐずってしまったり動き出そうとすることってありますよね。
そこで押さえつけてしまうと、また歯磨きが嫌いになってしまうかもしれません。
なので我が家では、くすぐって笑って口が開いているうちに歯磨きをしています。
もし家族で協力してもらえる人がいれば、脇や腰などをくすぐってもらうのもおすすめです。
一人で歯磨きをする場合には、少し汚いですが歯ブラシであごのあたりを優しくゴシゴシするとわが子は大爆笑です。
ただよだれが広がってしまうので、後からふいてあげるようにしてください。
自分から進んで仕上げ磨きをさせてくれるようになることが大切なので、くすぐりは最終手段にとっておきましょう。
枕やクッションを置く
わが子はお気に入りの枕があるということもありますが、枕を置いて歯磨きをしています。
元々枕カバーのファスナーが好きということもあったのですが、他にも2つ理由があります。
1つは大人の足の上では、頭が痛いかなということ。
もう1つは、頭を少し高くすることで電気の下でもまぶしくないようにしています。
歯磨きは口の中が見やすいように電気の下でやりたいですが、子供からしたらまぶしいこともありますよね。
この方法は枕好きのわが子ならではかもしれませんが、子供も「ここにおいで」と枕を目印にするときてくれるようになるかもしれません。
子供が歯磨きを嫌がる原因・対策について
わが子が歯磨きを好きになるように改善した5つの理由をご紹介しましたが、他にも子供が歯磨き嫌いになる理由はいくつかあります。
我が家で注意していることもご紹介していきます。
前歯を磨くときには要注意
子供が歯磨きを嫌いになる理由で、最も注意してあげたいのが「上唇小帯」です。
上唇小帯とは大人にもあり、上の唇をめくると歯茎から筋のようなものがありますよね。
大人はめくらないと分からないところにありますが、子供は歯のすぐ上からあるんです。
前歯を磨くときにその筋に当たってしまうと、痛いので子供が歯磨きが嫌いになることがあります。
歯磨きをするときには上の前歯は縦に磨くように注意し、なるべく優しく磨いてあげましょう。
磨く順番を決めて早く終わらせる
歯磨きをするときには、なるべく短い時間で済ませたいですよね。
歯を磨く順番を決めることで、時間を短縮することができます。
順番を決めないと同じ場所を何度も磨くと時間の無駄になりますし、磨き残しの原因にもなってしまいますよ。
大人の歯を磨かせてみる
大人と一緒に歯磨きをすると、子供も進んで歯磨きをしてくれるようになることもあります。
また、子供に大人の歯を磨いてもらったり、お互いに歯を磨きあいこしてみるという方法も効果があるようです。
ただわが子には効果がありませんでした。
磨きあいこをするときには、起き上がった状態なので見えにくく、きれいに磨けないというデメリットはあります。
ただ歯磨きが楽しいものと思ってもらうためにも、遊び感覚でやってみるのもおすすめですよ。
歯磨き嫌いにおすすめのグッズ
歯磨きが自分でできるようになったり、すきになってくれるおすすめのグッズもご紹介していきます。
おすすめの歯ブラシ
歯磨きを嫌がるという子には、エジソンのリンゴの歯ブラシがおすすめです。
この歯ブラシは柔らかく、これだと嫌がらずに歯磨きをさせてくれたという子も多いようです。
喉の奥までいかないような作りになっているので、子供が一人で磨く練習にもおすすめです。
可愛らしいキャラクターのついた歯ブラシもおすすめです。
男の子には車のデザインがおすすめです。
わが子も車が大好きですよ。
歯磨きパペット
歯磨きが嫌いな子には、「歯磨きパペット」を使ってぬいぐるみに歯磨きをさせてみましょう。
2歳くらいになるとおままごとが好きな子も多く、面倒見のいい女の子にもおすすめです。
口がパクパク動くので、ご飯を食べてくれない時やお願いをするときに人形をつかってみるのも効果がありそうです。
イヤイヤ期の歯磨き嫌いを改善についてのまとめ
歯磨きは毎日のことなので、時間がかかったり無理やり歯磨きをするのは大変ですよ。
わが子に効果のあった5つの方法を是非試してみてください。
・歯磨き粉でおいしくする
・唾液を飲み込む時間を作る
・くすぐって口を開けさせる
・枕やクッションを置く
また前歯の上にある上唇小帯を痛がる子が多いので、前歯を磨くときには注意してあげましょう。
優しく縦に磨くようにすると、上唇小帯に当たりにくくなります。
他にも歯ブラシを工夫してみたり、人形や大人に歯磨きをさせてみるのも効果があったという口コミも多いです。
子供が自分から仕上げ磨きをさせてくれるようにあるように、歯磨きが楽しくなるように工夫してみましょう。