子育て

子供は美容院にいつから連れて行ってもいい?元美容師が選び方を解説

子供が成長していくにつれ、髪の毛も伸びてくるとカットをどうするべきか悩んでしまいますよね。

・自分で切るのは怖い
・美容院に行っても、いい子にできるかな?
・そもそも何歳から美容院でカットしてもらえるんだろう?

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こんな子供のカットで悩むことがあると思います。

子供の髪の毛は個人差があり、薄くなかなか伸びない子もいれば、大人の髪の毛と同じようにしっかりと生える子もいます。

特に髪の毛の量が多く、伸びるのが早い子はセルフカットはなかなか難しいですよね。

ただ実際に美容院に行って、カットができなかっただけでなく、嫌な思いをされるママさんたちも多いようです。

元美容師だった私からすると、「そんなことあるの?」とびっくりするような内容を見たこともあるので、注意点をご紹介していきます。

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今回は元美容師のシングルマザーが語る

・子供は美容院にいつから連れて行ってもいい?
・美容院で不快な思いをした口コミ
・美容院の選び方や注意点
・美容院に持っていくおすすめグッズ

についてご紹介していきます。

子供は美容院にいつから連れて行ってもいい?

まず子供の美容院デビューは、髪の毛の伸びるスピードや薄さなどによっても答えは様々です。

1~3歳の間でデビューをしたという声が多かったです。

ちなみにわが子は2歳になるまでに、2回カットしました。
わが子は薄く、上のほうしか髪の毛が伸びないので、量も調節することなく簡単にカットもできます。

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そして「子供をいつから美容院に連れて行ってもいい?」というのは、美容院によっても違いがあるようです。

もちろん「0歳からOK!」というお店もありますが、いざ行ってみると「無理です」と言われることもあるようです。

元美容師の私からすると、「こんなに言われないといけない?」と思う内容も多かったので、美容院選びってとても大切なんだなと思いました。

嫌な思いをしないために、ちょっとだけどんな内容だったかご紹介します。

美容院で不快な思いをした口コミ

赤ちゃん
美容院で不快な思いをされた体験談は、1歳のママさんです。

「0歳OK!」という美容院を検索し、初めて行ったそうです。

ですがいざ美容院に行ってみると、「一人でいい子に座ってないと無理です!」と迷惑そうに言われてしまったのだそうです。

確かに髪をカットするときにははさみやバリカンを使うので、じっとしていないと怪我をさせてしまう危険はあります。

ただ初めての場所で、元気な子供が一人でずっとじっとできるわけはないですよね。

そう、そんなの子供なんだから当たり前なんです。

もちろん「イヤだ!」と暴れまわるようであれば難しいですが、一人でいい子に座れる子は本当に一握りだと思います。

そのまま別の方法に挑戦をすることもなく、切らずに終わってしまったり、迷惑そうな態度を取られたりといったことも実際にあるそうです。

「小さい子を連れて行ったママが悪いの?」いいえ!ママは悪くありません

なので失敗しない美容院の選び方についてご紹介していきます。

美容院の選び方や注意点

子供

「子供OK!」と書いてあったので予約しても、「一人でじっとできる子だけなら」と言ってくるお店は選びたくないですよね。

またママたちが注意すべき点についてもご紹介していきます。

子供が走り回らないように注意

子供を連れていくときには、絶対にそばにいて走り回らないようにしましょう。

というのも美容院には、はさみなどの刃物があります。

当たって怪我をしたり、カットしている美容師さんに当たってしまうと他の人に怪我をさせる危険があります。

また美容院の薬はかなり強く、薬をさわるとかぶれてしまうこともあります。

さらに皮膚にずっとついていると、皮膚が焼けるような痛痒い感じになる薬も、普通に使われているんです。

なので手を繋いでいたり、しっかり抱っこをしておきましょう。

ママやパパもしっかり協力する

子供は初めての場所に行くと怖がったり、人見知りをしてしまうことが多いです。

「プロだから大丈夫」と思わず、しっかりと協力してください。

私が美容師をしていた時には、小さな子供をカットするときには、ママやパパの膝の上でカットしていました。

大人と子供にそれぞれカットクロス(カッパのようなビニールの服)をつけてもらうと、髪の毛もつかず安心です。

またキョロキョロしたり、脱走しないようにしっかりと興味を引いてもらうことも大切です。

そうすることで時間も短縮でき、子供がぐずる前に終わらせやすいからです。

後で美容院で役立つおすすめグッズもご紹介するので、参考にしてみてください。

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ただ子供がどうしても暴れる、手ではさみをはらおうとするなどがあれば、カットは難しいこともあります。

なるべく短時間で終わるように、髪形も考えておきましょう。

子供がキョロキョロするとやはり慣れた美容師も切りにくいので、細かい注文は控えるようにしましょう。

ママ・パパが行っているお店を選ぶ

まず子供OKのお店を新しく探すよりも、ママやパパがいつも行っている美容院に聞いてみましょう。

いつも行っている美容院であれば、美容師さんがどんな人か分かっていますし融通を利かせてくれると思います。

なるべく空いている時間を聞いてから行くようにしましょう。

特に個人でされていたり、席の数が少ない美容院のほうが頼みやすいと思います。

ママ友の口コミ

美容院を選ぶときには、ママ友に聞いてみるのもおすすめです。

子どもの反応などは実際に行ってみないと分からないこともあります。

美容師さんが子供になれているかなども、美容院を選ぶポイントの1つだと思います。

おすすめの美容院を紹介してもらいましょう。

ベテラン美容師を指名する

大きな美容院だと、初めて行ったら新人の美容師さんがカットをしてくれることって結構多いと思います。

もちろん練習を重ねてきているので問題ないのですが、やはりベテランさんのほうがカットが早く終わりやすいです。

もし指名できるのであれば、「子供のカットになれている美容師」で予約してみるのもいいかもしれません。

予約をするときに聞いてみる

美容院のホームページに「0歳OK!」や「キッズカット」と書いてあっても、念のため予約をするときにいろいろ聞いてみるのもおすすめです。

例えば「〇歳で、カットするのが始めてですが大丈夫ですか?」「カットするときには、抱っこした状態でも切れますか?」など、お店の人に聞いてみましょう。

また最近では、車になっている椅子でカットしてくれる美容院もあるようです。

そういった美容院であれば、慣れているお店が多いので安心だと思います。

美容院で役立つおすすめグッズ

子供

慣れない美容院に行くと、いい子に座れたとしてもどうしてもキョロキョロしてしまいます。

気を引くために、いろいろ対策グッズを準備しておきましょう。

スマホやタブレット

子供が一番集中してみてくれるのが、動画です。

絵本の読み聞かせや歌、アニメなど、その子が好きなものをスマホやタブレットで流してあげましょう。

事前に子供の好きな動画を探しておきましょう。

また2歳以上になると、スマホの子供用のゲームで遊べるものもあります。

同じ形のものや色でそろえたりと知育になるゲームもあるので、事前に使ってみるのもおすすめです。

おやつやジュース

おやつやジュースを飲んでいる時は、おとなしくできる子は多いと思います。

注意をひいたり、いい子にできてるねというご褒美にもなるので、美容院で食べても良ければカットしている時にあげてみましょう。

選ぶときのポイントは、ジュースは紙パックのものがおすすめです。

そしてお菓子は硬く食べるのに時間がかかるお菓子か、小さなお菓子をちょっとずつあげるようにしてみましょう。

始めから出すのではなく、集中力が切れたなと思ったときから、おやつやジュースをあげるようにしてみてください。

食べるのに時間のかかるおやつは、これがおすすめです。
1歳になったころ、外出先でよく食べさせていました。
1歳になってすぐだと噛むのに疲れてしまうので、まず半分あげて足りなければもう半分を追加であげるようにするのがおすすめです。

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前髪カットの時はこれがおすすめ!

前髪を切るとどうしても、顔に細かい毛がついてしまいますよね。

大人は少し我慢できますが、子供は嫌がったりはらったりして動いてしまうことが多いです。

美容院にないことも多いので、髪の毛をガードしてくれるものがあるとおすすめですよ。

家で前髪だけ切るという時にもあると便利ですよ。


汚れにくいおもちゃ

動画やおやつでも効果がない場合は、おもちゃも効果的です。

ただおもちゃは振り回したり、動いてしまう危険もあるのであまりおすすめできません。

もしお気に入りのおもちゃを渡す時には、髪の毛がついてもいいものにしましょう。

子供の美容院についてのまとめ

子供はなかなか長時間じっとすることができないので、美容院に行ってもいいか悩むことがあると思います。

美容院によっては子供がOKと書いてあっても、「一人でいい子に座れないとダメ!」というところもあるようです。

ただ子供は初めての場所で、一人でいい子にしておくのは難しいです。

ママやパパの行きつけや、ママ友の紹介で美容院を選ぶようにしてみましょう。

子供がOKの美容院でも、子供が苦手だったり対応が悪い美容師もいます。

暴れてしまうようであれば諦めなければならないこともありますが、しっかり準備をしていけばなんとかなります。(笑)

ダメなら機嫌がよさそうな時にするか、セルフカットも試してみましょう。