子供と一緒にご飯を食べていると、大人が食べているものを欲しがることってよくありますよね。
食べれるものならあげたいですが、揚げ物っていつからあげてもいいの?と疑問に思いますよね。
揚げ物をあげる時期には、注意が必要なんです。
また、2歳前後になるとイヤイヤ期が始まる子が多いです。
ご飯も好きなものしか食べたがらず、大好きな揚げ物ばかり食べたがるということもあります。
喜んで食べてくれるのは嬉しいですが、消化が心配ですよね。
今回は、
・揚げ物を食べさせる時の注意点
・揚げ物しか食べないときの対処法
についてご紹介していきます。
揚げ物はいつからあげてもいい?
赤ちゃんに揚げ物をあげてもいい時期は、1歳を過ぎたころからと言われています。
ただ揚げ物は、できれば食べさせないほうがいいです。
というのも大人でも揚げ物や油の多いお肉など、胃もたれをすることってありますよね。
胃もたれをする原因は、油は消化に時間がかかり、胃に負担がかかるためです。
なので、離乳食を卒業する1歳半から少しづつあげるようにしましょう。
またあげる回数も少ないほうがいいです。
週に1回までにしておきましょう。
1歳の赤ちゃんが喜んで食べてくれたとしても、消化がうまくできず苦しんでしまうこともあります。
生クリームも脂肪分が多いですが、1歳で大さじ1くらいしか与えてはいけません。
大人が胃もたれをしないものでも、赤ちゃんには消化が大変なんだね。
揚げ物を食べさせる時の注意点
揚げ物をあげるときには、油の消化が悪いということだけでなく、他にも注意したいポイントがいくつかあります。
作るときや食べさせる時の注意点を載せているので、こちらも参考にしてみてください。
揚げ物は塩分も注意!
揚げ物と言えば、フライドポテトやナゲットなどいろいろおいしいものがあります。
ですが、塩味が効いている食べ物が多いんです。
塩分は大人もとりすぎに注意する必要があるように、赤ちゃんにも注意が必要です。
例えば高血圧になりやすくなったり、胃の粘膜や肝臓への負担などがあります。
揚げ物を食べさせる時には、なるべくおうちで作ったもののほうが塩分が少なくできるので安心です。
なるべく薄味になるようにしてあげましょう。
また、赤ちゃんが一度に小さじ1の量の塩分を摂取してしまうと、嘔吐やけいれんなど重症化したり、命に関わることもあるのだそうです。
もちろん小さじ1の量の塩分を取ろうとしたら、海水のようにからくなるので料理でそれだけでの量を取ることはないです。
子供の消化の負担にもなるので、0歳は1.5g、1~2歳は3g、3~5歳は4gを超えないようにしてあげましょう。
熱いので要注意!
子供に揚げ物をあげると、大好物になってしまうことがあります。
揚げ物を置いたらすぐに手を伸ばし、食べてしまうことがあります。
ただ揚げ物って持つのも熱いですが、真ん中が熱く歯の裏にくっついて大変なことになったという経験をしたことが1度はありますよね。
そういう時の子供の手はとても速いので、特に外食をするときには注意しましょう。(笑)
手の届かないところにおいて、なるべく小さくして冷めやすくしてあげましょう。
また熱くないか確認するときに、大人の唇にあて温度を確認する人もいると思います。
実は食べたものをあげたり、大人が使った箸で食べさせると大人の虫歯がうつってしまいます。
虫歯は菌なので口の中で増え、乳歯はすぐに虫歯になってしまいます。
2歳までに虫歯菌に感染しなければ、将来虫歯の数が1.5倍も違うので注意してあげましょう。
揚げ物しか食べないときの対処法
揚げ物が好きになる子は多いのですが、特にイヤイヤ期には好きなものしか食べなくなるということもあります。
揚げ物は消化に悪いので、あまりあげないほうがいいのですが、食べてくれないのも心配ですよね。
ただ一工夫するだけで、揚げ物に近づけることができます。
簡単な作り方をご紹介していきます。
ヘルシーパン粉
揚げ物と言えば、さくさくのパン粉がおいしいですよね。
ですがあの食感はあげなくても作ることができます。
作り方ははフライパンに油やオリーブオイルをひき、パリパリになるまでパン粉を炒めます。
それをコロッケの中身にくっつけるだけで、あげないコロッケが作れちゃうんです。
他にもお肉に薄力粉→溶き卵→ヘルシーパン粉をつけてオーブンで焼いたりと、いろんなものにアレンジもできます。
ドリアやグラタンの上にかけても、サクサクしておいしいですよ。
いろんなものに使てみてください。
ノンフライヤーやオーブンを使う
パン粉以外の揚げ物も、ノンフライヤーやオーブンで作ることができます。
例えばフライドポテトやナゲット、唐揚げなどは、子供が大好きですよね。
我が家ではノンフライヤーを使っていますが、油が跳ねもないですしタイマーをセットしておくだけなので大活躍です。
我が家では鶏肉の周りに、細く千切りにしたジャガイモをつけてノンフライヤーで調理しています。
小麦粉と水をジャガイモに混ぜて鶏肉につけます。
おつまみとしてもおいしいですし、ノンフライヤーだと崩れにくいのでおすすめです。
フライドポテトなどもタイマーをセットしておくだけなので、簡単ですよ。
カロリーもおさえられるので、大人も嬉しいですね。
赤ちゃんの揚げ物についてのまとめ
大人も胃もたれをするように、揚げ物は赤ちゃんにも消化の負担になってしまいます。
あげる場合には、離乳食が完了する1歳半ごろから少しづつにしましょう。
揚げ物はあげる必要がないので、ヘルシーパン粉を使ったりノンフライヤーやオーブンを使ってあげずに調理するほうがおすすめです。
もちろんが外食の時など、たまには揚げ物をあげるのもいいと思います。
その時には塩分や量には注意してあげましょう。
いろんなものをあげてくれるように、工夫してみましょう。